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がん専門病院での治療によって生じたリンパのう胞炎は、どこで治療してもらったらいいのか [日々雑感]

長いタイトルですみませんでした。

 

丹毒のことで入院させていただいたB病院ですが、実はすんなり治療していただいたわけではありませんでした。

わたしの既往歴と足の付け根が痛いことから、蜂窩織炎だけではなく、リンパのう胞炎も併発していることが疑われました。

初めは、院内の婦人科にも診てもらうことが検討されました。ですが、皮膚科と婦人科とのやりとりの中で、術後の経過のことがあるから現在の本院(主治医がいる病院ってことだと思います)であるC病院で診てもらうべきだということになりました。

 

そのことを伝えられ、わたしは当惑しました。

C病院に行くには、タクシーというわけに行きません。電車を乗り継いで1時間以上、その間立ちっ放しの可能性もあります。鼠径部の痛みを引きずって行くには辛い道のりです。それに、炎症に対してよいことだとは思えませんでした。

その上、これまでの経験からすると、C病院に行っても投薬されるだけで受けられる治療はB病院で受けられるであろう治療と変わらないだろうと思いました。

悪化のリスクを負ってまで行く必要性は見出せませんでした。

わたしの懸念を伝えても、中がどうなっているかわからないからC病院で診てもらった方がよいと言われます。

ただ、念のため血液検査をして、その結果を待つ間、C病院に連絡をとるように言われました。

 

C病院に電話をすると、運よくE先生がつかまりました。

言われたことは、
安静が一番だから近くの病院で診てもらえないのか、
一般の病院はがんって言うと構えてしまうが、12月に診たばっかりだから、再発の心配はない、
ということ。

血液検査の結果を待つ間、皮膚科の外来で待つことになっていました。皮膚科の医師たちが最終的な結論を出す前に、E先生から言われたことを看護師を通じて報告させてもらいました。

 

再び診察室に呼ばれてみると、「CRPが高いため入院した方がよい」という方針に変わっていたのでした。

 

しっかり治るまで面倒をみていただきましたし、もしまた蜂窩織炎or丹毒になったら診てくださるとのこと。(ホッ)


感謝、感謝です。

 

 

去年のリンパのう胞炎のときも、地域の医院とC病院との間で宙ぶらりんになっているような気分になりました。


リンパのう胞炎になっている最中にC病院の外来があったにもかかわらず、積極的に原因を特定してもらえず。

地域の病院では、がんの治療が原因でリンパのう胞炎になっているので、C病院で診てもらわないといけないと言われる。

でも、C病院は、がんの治療以外のこと(合併症など)についてあ最低限の対応しかしたくないという姿勢をひしひしと感じる。(直接的ながん治療に勢力を注ぎたいのは当然なので、どこまでも対応するわけには行かないのは理解できるのですが…)

 

蜂窩織炎については一安心だけど、今後またリンパのう胞炎になったとき、どこで診てもらったらいいのか。

 

今回、リンパのう胞のことを話さなければ、案外すんなりB病院で診てもらえたのかもしれません。

リンパ浮腫については、他の病院で問題なく診てもらえてるし。

例えば子宮全摘をした人がかかりやすい膀胱炎についても、きっと泌尿器科で普通に診てもらえるはず。

リンパのう胞炎だけは一般の病院のどの科で診てもらえばいいのかわからない。

やっぱりC病院で診てもらうのが妥当なのか。

でも、がん専門病院って、一つの県に1つか2つだから、遠くから通う患者は多いはず。感染症になったら、近くの総合病院で治療してもらったほうが楽なはず。(投薬にしても、外科的処置をするにしても)

 

いざというときのために、E先生に確認しておかないと、と思っていました。

 

 

ところが、最近行った定期健診の結果…

リンパのう胞消失。

吸収されていました!

半年前の画像にはまだ映っていたのに…

ヤッター!!

1つやっかいなものがなくなりました^^

 

 

ということで、タイトルの件については、根本的な解決はできませんでした。すみません。

別の意味で根本的に解決されてしまいました^^ゞ

また、別の似たようなことが起こったら(笑)、解決したいと思います…。

 

 

ついでに(?)申し上げますと、今回の定期検査も無事クリアいたしました。

またしばらくは日々の生活に専念できます。

ありがたいことです。

 

 

 


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cobachi

リンパのう胞消失!!!
やったーです。

日ごろのケアの賜物ですね。

ひすいさんが抱えた悩み、
私も似た体験をしました。母の精神状態が混乱の極みだったとき、
近場の精神病院に「がん」を理由に入院を拒否されたことがあります。

「がん」の治療に関して、専門医がいない。というのが理由でした。
そうやって、病院探しで壁を感じる方、きっとたくさんいらっしゃるでしょうね。

病院間の連携がもっとうまくできれば、患者の負担がより少なく、
最適な求める治療を受けられるだろうに。

ひすいさん、リンパのう胞解消で春を満喫してくださいね~。
by cobachi (2012-03-11 16:24) 

ひすい

cobachiさんへ


cobachiさんんも経験されたんですよね

そうなんですよ

何かあったら困るっていうのはわかるけど、
直接医師同士で話してもらったり、FAXでやりとりしてくれたりすれば、
十分対応可能なケースもあるのではないかと

そういう仕組みをつくる必要があるのではないかと思いました



by ひすい (2012-03-13 07:05) 

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